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February 22nd, 2022

ENGAWAがAnyMind Groupと共同で、自治体・公共団体向け PRサービス「AnyTag for Japan Local」を提供開始

ENGAWA株式会社(読み:エンガワ、代表取締役社長:牛山 隆信、以下「当社」)と、親会社であるAnyMind Group株式会社(読み:エニーマインドグループ、代表取締役CEO:十河 宏輔、以下「AnyMind」)は、地域の魅力発信、移住促進を支援する自治体・公共団体向けPRサービス「AnyTag for Japan Local(エニータグ フォー ジャパン ローカル)」の提供を開始いたします。

これにより、自治体・公共団体をはじめとする幅広い事業者は、国内外に向けて、地域インフルエンサーやSNS・メディアを活用した統合的な地域プロモーションを効果的に実施することが可能になります。

■「AnyTag for Japan Local」提供開始の背景と狙い
近年、新型コロナウィルスの蔓延による影響を受け、2021年に東京都に転入した人から転出した人を差し引いた転入超過が前年に比べて8割減り、2020年より2年連続で最少を更新。転出者数は前年から1万人以上増加し41万人超となるなど(※1)、都市近郊部から地方への人口流出が増え、年々地域への移住に対する関心が高まりつつあります。そのような流れを受け、ワーケーションの市場規模は2022年度に909億円、2025年度には3622億円に上るという試算も出ています(※2)。

そうした近年の情勢変化により、IターンやUターンなどの移住促進をはじめとした地域創生の取り組みを強化する自治体や公共団体などが増加しています。しかし、ノウハウ不足により効果的なプロモーションや予算投下を展開できている団体・事業者は非常に少ないのが実態です。

そこで国内外へ向けた地域PRに強みを持つ当社は、「地域創生プロジェクト」を立ち上げ、自治体・公共団体と連携し、イベントの企画・運営、地産品を活用した商品開発、地域事業者のサービス磨き上げなど、多岐にわたるプロモーションを実施。地域の魅力発信に取り組んでおり、複数の成功事例が生まれています。

一方、AnyMindは、アジア最大級のインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag(エニータグ)」を軸に、国内外36万人以上のインフルエンサー及びクリエイターへのアクセスが可能となっており、SNSなどのデータ分析の強みを活用したソリューション提供を通して、多くの企業・自治体などの認知向上や購買促進など、多角的なマーケティング支援を行っております。

そしてこの度、当社とAnyMindの強みを掛け合わせることにより、地域の魅力発信、移住促進に関する課題解決の支援を行うべく、インフルエンサーを活用した新サービス「AnyTag for Japan Local」を提供開始する運びとなりました。

※1:「2021年 住民基本台帳人口移動報告」総務省統計局
※2:「国内ワーケーション市場規模予測」矢野経済研究所

■「AnyTag for Japan Local」とは
地域の魅力及び移住促進に関する情報発信を主な目的として、企画立案・施策実施・効果測定までを立体的かつワンストップに支援するPRサービスです。「AnyTag」のSNSを中心としたデータ分析とインフルエンサーネットワーク、当社の豊富な地域プロモーションのノウハウなどの強みを活用し、各地域の課題・ニーズにあった、SNSおよびWebメディアを活用した、効果的なPR展開を実現します。

<本プランの特徴>
各地域の魅力を発掘・PRしてきた知見を活用し、地域活性化のためトータルサポート
自治体や公共団体を中心とした幅広い事業者に向けて、地域創生の知見を持つ当社が、移住促進プロモーション発信・制作、地域魅力発掘、地域産品開発、観光客誘致まで、地域の課題解決のためにトータルサポートいたします。

36万人以上のインフルエンサー・クリエイターの中から、地域インフルエンサーを提案
「AnyTag」と、国内外約36万人以上からなる独自のネットワークから厳選した、各地域の出身者や在住者などの親和性の高いインフルエンサーを提案いたします。地域の魅力や地元の人にしかわからないトピックなど、より濃密な情報の発信が可能となります。

データドリブンなインフルエンサーマーケティング施策を実施
ターゲットや予算に応じて、「AnyTag」のデータ分析の強みとAnyMindの知見を活かし、インフルエンサーの選定から実施、効果測定までを包括的にサポートいたします。

移住に特化した雑誌/Webメディア「複住スタイル」を活用したプロモーション
2拠点居住や地方移住などに興味を持つ人々に向けた雑誌とWebメディア「複住スタイル(フクジュウスタイル)」において、当社が運営支援を行う、WebサイトおよびSNSを通じて、10〜40代のアクティブ層をターゲットに、地域の魅力とともに移住・2拠点生活をはじめとする新しいライフスタイル情報を発信。SNS施策との掛け合わせによる効果的なマーケティングを実現します。



■ ENGAWAの「地域創生プロジェクト」とは
「日本各地の魅力を国内外へ伝え・繋ぐ」をミッションに、PRやインバウンド誘客の知見を活かし、当社が各地域の抱える課題に対してさまざまな側面より解決策を提案。
地域資源に関するモニター調査、地域の魅力発信イベント企画運営、地産品を活用したメニュー開発、地域事業者のサービス磨き上げなど、多岐にわたる地域プロモーションを実施しています。
日本のヒト、モノ、コトの魅力について、外国人目線も加えて発信してきたからこそ、その地域ならではの特異性を発掘し、国内外へ情報発信することが可能です。

<地域支援事例:鳥取県:観光資源の掘り起こしと観光ツアー誘客支援>
当社が外国人に対して日本や鳥取県への意見を聴取し、県の新たな魅力を発掘。
それを元に新たな観光コンテンツを企画し一新した旅行ツアーを、WebサイトやSNSなどを通じてプロモーション支援いたしました。その結果、ツアーへの目標参加人数を達成したほか、鳥取県の国内外への魅力発信に成功しております。

■「複住スタイル」とは
複住スタイル(フクジュウスタイル)は、2020年5月よりスタートした地方移住を支援する雑誌/Webメディアです。新しいライフスタイルの広がりにより、従来の定住型移住だけでなく、2拠点居住や週末移住など、さまざまなかたちの移住が実現できるようになりつつある昨今、雑誌・WEB・SNSメディアを通じて、地方暮らしに興味を持つ人や、多拠点居住を目指す人々を後押しするための情報を発信しています。
WEB:https://fukuju-style.jp/



■インフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag」

AnyTag(読み:エニータグ)はアジア最大級のインフルエンサーマーケティングプラットフォームです。インサイト分析を元にしたインフルエンサー選定・キャスティング、キャンペーン実施時のインサイト分析・投稿のリアルタイムレポートなどのサービスを提供しています。また、クライアントのSNSアカウントと連携することで、企業向けSNS運用管理ツールとしてもご利用いただけます。また、これらの機能が1つのプラットフォーム上で管理できるため、蓄積したデータをシームレスに活用していくことが可能です。AnyTagは2021年12月末時点で世界45以上の国・市場から36万人以上のインフルエンサーへのアクセスが可能となっています。AnyTagは2020年10月にCastingAsiaから改称しました。
URL:https://anytag.tech/ja/



■AnyMind Groupについて

2016年にシンガポールで創業し、インフルエンサー・クリエイターなどの個人、メディア・ブランド企業向けに、生産・EC構築・マーケティング・物流をワンストップで支援するソフトウェアとサービスを世界13市場17拠点で提供するテクノロジーカンパニーです。これまでに、LINE株式会社、未来創生ファンド、VGI、JAFCO Asia、日本郵政キャピタルなどから総額62.3百万米ドル(約68.6億円)の資金を調達しています。
URL:https://anymindgroup.com/ja/



■ENGAWA株式会社について

2015年12月に日本を代表するPR会社サニーサイドアップのメンバーに、1970年の発行から51年の歴史を持つ英字メディアTokyo Weekenderのチームを加えENGAWA株式会社を設立。外国語メディアの運営、KOL・インフルエンサーマーケティング、日本の魅力を発信していくOMOTENASHI Selectionの運営など、海外・インバウンドに向けたコミュニケーション支援を行っています。2021年1月よりENGAWAはAnyMind Groupの完全子会社となりました。
URL:https://engawa.global/